最近は、Googleなどの検索サービスでもAIを使って、知りたい情報をまとめてくれる機能が増えてきました。
例えば、
「五所川原市でおすすめのリフォーム会社は?」
「屋根工事を頼むならどこがいい?」
「評判の良い業者を教えて」
といった質問をすると、複数の業者を挙げながら、それぞれの特徴や評判までまとめてくれます。
一から検索して何件もホームページを見比べるよりも手軽なので、業者探しの入口としてはとても便利な機能です。
一方で、実際に業者についてAI検索で調べてみると、
「この会社、そんな業者だったっけ?」
「その情報、いつの話だろう?」
「その評価って、本当に工事についての評価なのかな?」
と思うような回答が出てくることもあります。
そこで今回は、実際に業者を調べてみて感じたことをもとに、AI検索で出てきた業者情報を、どのように見ればよいのかについてお話しします。
AIが紹介しているからといって、すべてが確認済みの情報とは限りません
まず大切なのは、
「AIがそう答えた」ことと、「その情報が事実として確認されている」ことは別だということです。
AIはインターネット上にあるさまざまな情報をもとに、質問に対して分かりやすい文章を作ってくれます。
そのため、回答そのものは非常に自然です。
会社名だけでなく、
「地域密着型の業者です」
「豊富な実績があります」
「口コミ評価が高い会社です」
といった説明まで付いていることもあります。
ただ、その一つひとつについて、
「本当に現在もそうなのか?」
「その会社自身がそう説明しているのか?」
「どの情報を根拠にしているのか?」
まで確認しないと分からない場合があります。
文章が自然であることと、情報の裏付けが十分であることは別の話です。
実際の業態とは違う分野の業者として紹介されることも
実際に業者を調べてみると、本来の主な業務とは少し違う分野の業者として紹介されるケースがありました。
例えば、ある業者について調べた際には、実際には特定の工事を主としている会社なのに、AI検索では別の工事を得意とする業者として紹介されていました。
会社名や「リフォーム」「住宅工事」といった大きなカテゴリから情報をまとめているのかもしれません。
しかし、リフォームと一口に言っても、
- 屋根
- 外壁
- 塗装
- 水回り
- 内装
- 外構
- 大工工事
など、会社によって得意分野や対応している工事は違います。
そのため、AIの紹介文だけを見て、
「この会社はこの工事が得意なんだ」
と判断するのは少し注意が必要です。
実際に依頼したい工事を、その会社が現在対応しているのか。
これは公式サイトなどで確認した方が安心です。
「口コミ評価が高い」だけでは、何を評価されているのか分からない
口コミについても、少し注意して見たいところがあります。
実際に業者をAIで調べてみると、口コミ評価の高さを理由に「おすすめ」と紹介されたケースもありました。
しかし、実際に口コミの内容を確認してみると、必ずしも工事そのものに対する評価ばかりではありません。
サービスの利用や、工事とは直接関係しない内容についての感謝など、さまざまな理由で投稿された口コミも含まれています。
もちろん、それらもその会社に対する評価の一つです。
ただ、
「口コミの評価が高い」=「施工について高く評価されている」
とは限りません。
AIが評価点や口コミ件数をまとめて、
「口コミ評価が高く、評判の良い業者です」
と紹介していても、実際に何について評価されているのかは、自分で口コミの内容まで確認する必要があります。
口コミは星の数だけではなく、「何を評価している口コミなのか」まで見ることが大切です。
存在しない業者が紹介されるケースにも注意
さらに注意したいのが、実際に存在を確認できない業者が、あたかも実在する会社のように紹介されるケースです。
AIの回答だけを見ていると、会社名や所在地、得意分野などが自然な文章で並んでいるため、一見すると普通の業者紹介に見えることがあります。
ところが、その会社名を検索してみたり、公式サイトや地図情報などを確認したりすると、実際の事業者として確認できないことがあります。
これは、AIがわざと嘘をついているという話ではありません。
AIは文章を自然に作ることができますが、「その会社が現在実在しているか」を人間が確認する作業まで省略してはいけません。
特に、工事を依頼するとなれば金額も大きくなることがあります。
「おすすめされたから」という理由だけで問い合わせるのではなく、まず実在する会社なのかを確認した方が安心です。
地域を指定しても、離れた場所の業者が出てくることも
「五所川原市で探している」と指定しているのに、実際にはかなり離れた地域の業者が候補に入ってくることもあります。
もちろん、遠方から対応している業者もあります。
そのため、遠いから必ず悪いという話ではありません。
ただ、リフォームでは現地調査だけでなく、工事中の対応や完工後のフォローなどもあります。
そのため、
「その地域の業者なのか」だけではなく、「その地域まで実際に対応しているのか」
を確認することが大切です。
AIが「この地域でおすすめ」と紹介していても、その会社の対応エリアまで確認してくれるとは限りません。
情報が少ない会社ほど「それっぽい紹介文」に注意
もう一つ気になったのが、インターネット上で確認できる情報が少ない会社についても、それらしい紹介文が作られることがあるという点です。
例えば、確認できる情報が限られているにもかかわらず、
「地域に根付いた会社」
「豊富な経験を持つ」
「○○工事を得意としている」
など、まるで詳しい会社情報を調べたかのような文章で紹介されることがあります。
ここで気を付けたいのは、
「情報が少ない」ことと「悪い会社である」ことは全く別だということです。
地域の小さな事業者など、インターネット上に情報をたくさん出していない会社もあります。
問題なのは、確認できる情報が少ないにもかかわらず、AIが作った紹介文だけを見ると、まるで十分な裏付けがあるように感じてしまうことです。
AIが情報をきれいな文章にまとめているからといって、そこに書かれた内容がすべて確認済みとは限りません。
「昔は正しかった情報」が今も正しいとは限らない
そして、AI検索を使うときに意外と見落としやすいのが、情報の新しさです。
実際に業者について調べていると、数年前、場合によっては5年以上前に掲載された情報をもとに、現在の業者について説明しているような回答が出てくることもあります。
しかし、事業者の状況は変わります。
例えば、
- 対応している工事が変わった
- 営業エリアが変わった
- 店舗や事業所が移転した
- 営業形態が変わった
- サービス内容が変わった
- 料金や施工条件が変わった
といったことは十分にあり得ます。
5年前には正しかった情報でも、現在の情報とは限りません。
そのため、業者を探すときには、
「この情報は正しいか?」だけではなく、「この情報はいつのものか?」
という視点も必要になります。
実はTK BASE Reformも、AIに少し違う会社として紹介されることがあります
ここまでAI検索の注意点についてお話ししてきましたが、実はTK BASE Reform自身も、AI検索で事業内容を少し違った形で紹介されることがあります。
例えば、
「自社施工を行う会社」
というだけなら、実際に自分で施工する工事もあるので間違いではありません。
ただ、それだけを見ると、すべての工事を自社だけで施工している会社のように受け取られてしまうことがあります。
TK BASE Reformでは、自分で施工する工事もありますが、専門性の高い工事については、それぞれの分野を得意とする協力業者さんと連携して施工しています。
例えば、電気・水道・設備など、専門的な知識や技術が必要になる工事については、その分野を専門とする業者さんにお願いしています。
また、
- お客様との打ち合わせ
- 現地調査
- 見積もり
- 業者さんの手配
- 日程調整
- 材料や商品の確認
- 近隣挨拶
- 現場管理
- お客様への連絡やフォロー
- 突発的な対応
- 完工確認
- お引渡し
など、工事全体を進めるための仕事も行っています。
そのため、AIがまとめた一文だけを見ると、実際の仕事内容とは少し違った印象になってしまうことがあります。
これはTK BASE Reformに限った話ではありません。
AIが会社について説明している文章と、その会社自身が説明している実際の事業内容は、一度照らし合わせてみることをおすすめします。
では、AI検索は使わない方がいい?
ここまで読むと、
「じゃあAI検索は信用できないの?」
と思われるかもしれません。
私は、そうは思いません。
AI検索は、業者を探すための入口としてはとても便利です。
例えば、
「五所川原市で屋根工事に対応している会社をいくつか知りたい」
という段階なら、自分だけで一から探すよりも候補を整理する手助けになります。
ただし、そこで出てきた候補をそのまま、
「AIがおすすめしているから、この会社にしよう」
と決めないことです。
AIには「候補を探してもらう」ところまで手伝ってもらい、最終的な判断は自分で確認する。
このくらいの距離感がちょうどいいのではないかと思います。
AI検索で業者を探したら、ここを確認してみてください
AIから業者を紹介された場合は、次のようなところを確認してみると安心です。
その会社は実際に存在している?
会社名や所在地、公式サイトなどを確認してみましょう。
自分が頼みたい工事を本当に扱っている?
「リフォーム会社」と書かれていても、得意分野や対応している工事は会社ごとに違います。
施工事例は確認できる?
実際にどのような工事をしている会社なのか、施工事例などから確認してみましょう。
口コミは星だけではなく内容を見る
「4.8だから安心」と決めるのではなく、何について評価されている口コミなのかを確認します。
情報は新しい?
数年前の記事や古い情報だけを根拠にしていないか確認します。
対応地域は大丈夫?
「○○市でおすすめ」と紹介されても、実際の対応エリアは会社の公式情報で確認しましょう。
そして、分からないことがあれば、直接会社へ聞いてみることも大切です。
「AI検索ではこう書かれていたのですが、実際にはどうですか?」
と確認しても構いません。
リフォームは実際に工事を依頼するものですから、分からないことを確認するのは当然のことです。
「おすすめの会社」より「自分の工事に合う会社」を探す
AI検索を使うと、
「この地域でおすすめの業者」
「評判の良い会社」
といったランキングや候補が出てくることがあります。
ただ、リフォームの場合は、一番おすすめとされている会社が、自分の工事にも一番合うとは限りません。
屋根工事が得意な会社と、塗装が得意な会社。
水回りが得意な会社と、内装が得意な会社。
大規模なリフォームを得意とする会社と、小規模な修繕を得意とする会社。
それぞれ違います。
だからこそ、
「一番おすすめの会社はどこ?」
ではなく、
「自分が頼みたい工事に合っている会社はどこ?」
という視点で見ることが大切だと思います。
AIを使わないのではなく、AIだけで決めない
AI検索は、これからさらに便利になっていくと思います。
たくさんの情報から候補を探したり、複数の業者を比較したりする作業では、とても便利な道具です。
ただし、AIが作った紹介文や「おすすめ」という結論を、そのまま会社の事実や評判だと思わないこと。
まずAIに候補を出してもらう。
その後で、公式サイトや施工事例、口コミの内容、対応地域などを自分で確認する。
必要であれば、実際に業者へ問い合わせてみる。
この一手間を入れるだけでも、業者選びの精度はかなり変わってくると思います。
TK BASE Reformについても、AI検索では実際の仕事とは少し違った説明をされることがあります。
だからこそ、今回この記事を書きました。
AI検索は便利。でも、最終的に工事を任せる相手を決めるのは、AIではなくご自身です。
AIの回答を入口として上手に活用しながら、最後はその会社自身が発信している情報や、実際の対応を見て判断していただければと思います。

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